コウモリの臭いと匂いは、情報のネットワークだった
「コウモリを追い出したのに、数日でまた戻ってくる」 「糞をきれいに掃除しても、翌朝にはまた同じ場所に糞が落ちている」
現場でそんなお悩みを伺うたびに、私は「それは当然の結果です」とお答えしています。なぜなら、あなたが物理的な「汚れ」を掃除しても、コウモリにとっての「情報の記憶」は消えていないからです。
こんにちは、かわほりプリベントの山岸淳一です。コウモリに関する海外論文を紐解き、駆除対策の現場の視点からその本質を考察するシリーズの第5回です。
多くの人は、コウモリが超音波(エコーロケーション)で世界を捉えていることを知っています。 しかし、彼らが「誰が仲間で、どこが安全か」を判断する際、音以上に信頼を置いているかもしれない指標があります。それが、仲間の匂いです。
今回は、Kamran Safi(カムラン・サフィ)らによる研究「コウモリが『匂い』を使って仲間を見分ける仕組み」(※原題:Secretions of the interaural gland contain information about individuality and colony membership in the Bechstein’s bat)を紹介します。
コウモリの社会を支える匂いのセキュリティシステムと、そこから導き出される「毎日コウモリはなぜあなたの家の外壁に来るのか」という謎を紐解いていきたいと思います。
この記事でわかること
- 毎日フンを掃除しても戻ってくる理由と、再来を防ぐための根本的な対策
- コウモリが去ったあとに残る外壁の黒ずみと「仲間の匂い」の正体
- 隙間を塞ぐ前に、まず匂いをしっかりと落とし切る必要がある理由
- コウモリの生態を知らないネット業者では根本解決できない理由
ネットで「コウモリ 対策」と検索すれば、多くのサイトが忌避剤や隙間埋めを勧めます。しかし、それらを試しても「すぐにコウモリが戻ってきた」という経験をされる方が後を絶ちません。
それは、あなたが感じている「臭い(悪臭)」が、コウモリにとっては「匂い(重要な情報)」として機能しているからです。単なる清掃で汚れを落とすだけでは、彼らの執着心を初期化することはできません。

【論文解説】コウモリの「匂い」には個体IDが刻まれている。対策に不可欠な科学的視点
この研究対象となったヨーロッパの森林に住むベヒシュタインホオヒゲコウモリ(学名:Myotis bechsteinii)は、我々とはちがう社会を持っています。オスが単独で暮らす一方で、メスたちは夏になると「メスだけの群れ(コロニー)」を作り、共同で子育てを行います。
このメスたちの群れは、血縁のある者とない者が混在しつつも、外部からのメンバーの入れ替わりが少ない社会です。彼女たちは何年にもわたって同じメンバーで協力し合い、共同生活を送っています。
研究チームは、ドイツの森林に生息する4つの群れ(85頭のメス)から、耳の間にある分泌腺(耳間腺:interaural gland)の分泌物を採取して、その成分をガスクロマトグラフィーで分析・数値化し、個体や群れごとの違いを検証しました。
その結果、驚くべきことがわかったのです。
1.「匂い」はコウモリの個体によって明確に異なっていた
コウモリの分泌物の化学成分は個体ごとに明確に異なっていました。分析データに基づく個体の識別精度は平均97.8%という極めて高い数値を示しました。これはコウモリが匂いだけで「誰であるか」を特定できるほどの数値です。
2.コウモリの群れの匂いも異なっていた
所属する群れごとに共通の化学的特徴が存在していることもわかりました。夜間のねぐらに入った直後に仲間同士で顔を頻繁に擦り付け合う行動によって分泌物が混ざり合い、群れ全体の共通の匂いが作られていると考えられます。
この匂いが群れや巣(ねぐら)への「入館証」として機能しており、匂いが全く異なるメスがやってくると攻撃して排除することもわかりました。
3.血縁関係に匂いとの相関がなかった
一方で、親子の血の繋がりと匂いの類似度には、相関がありませんでした。このコウモリのメスたちは基本的に一生を同じ群れで過ごしますが、なんと「同じ群れの中にいる実の母娘」であっても、「血の繋がっていないただの同居メンバー」以上に匂いが似ていることはなかったことがわかりました。
この結果から、コウモリの分泌物には個体やコロニーを見分けるための十分な情報が含まれており、「匂いを重要な手がかりの一つとして個体や仲間の識別を行っている」ことが研究からわかりました。

深掘り考察:なぜ「血縁」よりも「共通の匂い」が優先されるのか
すごく面白い研究結果です。なぜベヒシュタインホオヒゲコウモリは、「共通の匂い」を重んじるのでしょうか。
匂いは顔や体をこすり合わせることで作られる
コウモリはねぐらに戻ると、仲間同士で頻繁に顔や体をこすり合わせます。これをラビングと呼びます。
この行為を通じて、個体特有の分泌物や常在菌が混ざり合い、群れ全体の共通言語としての匂いが醸成されると考えられています。この顔や頭をすり合わせる行動は、ライオンやネコなど他の哺乳類でも多く見れます。
コウモリが顔や頭を仲間とこすり合わせる理由
頭や顔まわりは、咬みつかれると致命傷になりかねない感覚器が集中した「ハイリスク部位」です。そこを互いに差し出してこすり合わせるこの行動は、「この相手は自分を傷つけない」という絶対的な前提でないと成立しません。
つまり、これは単なるスキンシップではなく、「信頼のシグナル」でもあります。
視覚に頼れないコウモリたちは、「いま現在、同じ匂いを共有しているか」ということを、協力を維持するための仲間の基準としていることになります。
なぜ家が「臭い」のか?コウモリが特定の住宅に執着する科学的根拠
なぜ、コウモリはうちの家ばかり狙うのか?
「近所には同じような家がたくさんあるのに、なぜうちの家にばかりコウモリが来るんでしょうか?」
私が現場でコウモリの調査や対策を行っていると、お客様から必ずと言っていいほどこの質問を受けます。では、この「なぜうちだけが?」という謎に対する答えを、前述の匂いに関する研究結果と照らし合わせながら紐解いてみましょう。
外壁に残る「臭い」の正体は、仲間に送る安全信号(ラビングマーク)
コウモリが頻繁に出入りする隙間や、住宅の外壁の休憩場所(ナイトルースト)を観察すると、コウモリが頻繁に移動していた場所には、黒ずんだ汚れがついています。
これは専門用語で「ラビングマーク(Rubbing mark:擦れ跡)」と呼ばれ、コウモリの皮脂(アブラ)や特有の分泌液が汚れとともに付着したものです。
実際に私が現場で撮影したコウモリのこすり跡の写真をお見せします。
コウモリのラビングマーク(こすり跡)の画像
コウモリの外壁のこすり跡汚れ(穴の横にこすり跡の汚れがつくパターン)

コウモリの外壁汚れ(外壁の侵入口の凹凸付近に汚れができるパターン)

建物内部の壁にできたコウモリのこすり跡パターン

外壁の通気層内部にできたコウモリのこすり汚れ及び尿跡パターン

いかがだったでしょうか?このようにコウモリのいる痕跡や汚れは、単なる排泄物や垢のシミではありません。彼らにとっては、「ここには私たちの仲間の匂いがある。絶対安全な場所だ」という情報の記憶なのです。
コウモリ対策には、コウモリの深い知識が必要な理由
多くの業者は、単に「忌避剤でスプレーして追い出す」「外壁をツルツルにする」「ネットを張る」「メッシュで埋める」「糞を清掃する」という単純な作業に終始します。
しかし、今回の研究を見るとそれだけでは不十分だと分かります。
コウモリが住み着いていた外壁、天井裏、壁の内部に「ここは安全な仲間たちの臭いだ」という匂いのID(情報)が残っている限り、追い出されたコウモリたちは、その匂いを信じて、何度でも執拗に飛来し、わずかな隙間を探してアタックを繰り返します。
このことから、コウモリ対策の大前提は、まず住宅に刻まれたコウモリの匂いの情報を取り除いて洗い流すこと。すなわち「情報の初期化」する必要があります。この工程が不十分なまま対策を実施しても、コウモリの戻りたいという強い執着を消し去ることはできません。
匂いだけではない。超音波で捉える「足がかり」の存在
外壁にあるコウモリの糞尿や汚れを完全に消去して真っ白な状態に戻したとしても、彼らは再びそこへやってきます。なぜなら、彼らがその壁を執拗に狙う理由は「匂い」だけではないからです。
コウモリが発するエコーロケーション(超音波ソナー)は、1ミリメートル未満の凹凸を感知できる驚異の解像度を持っています。
彼らにとって、人間の目には平らに見える外壁のわずかな段差や金属の継ぎ目は、外壁にぶら下がるための足がかりとしては十分すぎる凹凸です。コウモリの超音波の視界に外壁の1ミリの凹凸は、くっきりと浮かび上がっているのです。
つまり、彼らが特定の壁に執着するのは、「安心できる匂い(ソフト)」と「着地しやすい構造(ハード)」、そして「場所の記憶(空間記憶)が完璧に噛み合っているからです。

匂いのリセットがあって初めて、コウモリの物理的対策が真価を発揮する
だからこそ、匂いを取り除いた後に、コウモリの執着心と生態を考えた対策をする必要があります。
- コウモリの匂いを除去する
- 外壁の尿汚れや黒ずんだ汚れをできる限り除去する。壁の中などにコウモリの糞がある場合はそれも除去し、溢れ出る匂いを消すこと。
- 侵入口をふさいで遮断をする
- コウモリの出入り口や隙間を完全に塞ぎ、内部に染み付いた溢れ出るコウモリの匂いを外に出さないようにすること
- 超音波とぶら下がり対策をすること
- 超音波ソナーで把握しやすいポイントの角度や形状を調整する
- さらに着地できない構造へと変貌させる
上記のようなステップで、コウモリの習性とその住宅に適した対策を行うことが大切です。
コウモリの「臭い・匂い」の本質を知らないネット業者の罠。生態を知らない対策が無意味な理由
そのネット業者は本当にコウモリのプロや専門家か?
ネット上には、「コウモリ対策のプロ」「全国対応」をうたう業者が溢れていますが、そういう業者に所属していて、コウモリの生態や行動に精通している専門家の存在を、私は一人も知りません。
私はコウモリ対策をやって長いですが、コウモリに生態や対策に関する学会で出会ったこともありません。
ネット業者の多くのビジネスモデルは、「コウモリの対策や工事をする」ではなく「仲介・中抜き」です。ウェブサイトで集客だけを行い、実際の作業は、「協力会社」「弊社のネットワーク」という名の、コウモリの生態を知らない便利屋や何でも屋へ下請けに出し、そして何十%もの高額な手数料を抜く仕組みです。
私だけでなく、現実に野生動物対策をやっている専門業者は、自社施工に地域での実績によって事業が成立しており、高額なマージンを取られるだけのネット集客業者の下請けになる必要がありません。
単なる「衛生目的の消毒殺菌」ではコウモリの社会の匂いは消えない
コウモリの生態を知らない便利屋や下請け業者は、「ウイルス除去!」「強力な殺菌消毒!」と過剰に危険を煽って契約を迫り、よくわからない論理で消毒や除菌を行います。
しかし、「日本においてコウモリの糞尿から感染した実証例のあるウイルスは何ですか?」と問われて、論理的に答えられる業者はほぼいません。
皆さんは騙されないように、ちゃんとした業者をみつけるか、知識を自分で身に着けて自分で糞尿清掃を行うしか手はないのです。
コウモリを追い出したのに戻ってくる、掃除してもまた来る本当の理由
それは、今回紹介した論文の通り、コウモリが「匂い(個体ID)」という高度な情報で場所を管理しているからです。
人間の目に見える糞や尿を掃除するだけでは、壁に染み付いた「ここは仲間の安全な場所だ」という情報の初期化には至りません。追い出されたコウモリは、その残された匂いのIDを道標に、迷うことなくあなたの家へと帰還します。
再発を防ぐコウモリ対策の要|「臭い・匂い」を情報として断つ清掃の3条件
今回のコウモリの匂いの研究結果を踏まえると、コウモリ対策における糞尿清掃の重要なことは、以下の3点です。
- 健康被害の予防をすること
- アレルギーや呼吸器系疾患の原因となる糞を物理的に除去する。
- 住宅外壁を保護すること
- 外壁の塗装や下地を傷める尿を、拭き掃除や水洗いで確実に落とす。
- 安全な匂い(記憶)の抹消
- 出入り口の擦れ跡(汚れ)や、隙間に溜まった糞を取り除き、コウモリにとっての「ここは仲間がいる安全な場所だ」という匂いのシグナルを完全に消し去る。
ネット業者の仲介システムでは、「コウモリの匂いとはなんだ?」という生態学的知識に基づく解決が技術的に担保できないのは明らかです。
コウモリは日本に35種類いて、そのうち10種類ほどが人工建造物を利用した事例があります。コウモリの種類が違えば、生態が違い、絶滅危惧種の場合もあります。
その地域に、どんな種類のコウモリが生息しているのか、地元業者でなければわかりません。正しい知識を身につけ、各地に根ざした地元のペストコントロール・野生動物の専門業者の中から、良い業者を探し、話をして、直接依頼していただきたいと、強く思います。

コウモリの仲間の匂いFAQ
難しいと思います。
基本的にハーブやハッカが含有されたコウモリの忌避剤や消臭剤を空間にまいたとしても、コウモリの匂いが消えるわけではありません。ハーブの匂いが時間とともに消えれば、それでおしまいです。コウモリの匂いは復活します。
コウモリでついた、アブラ汚れ、糞、尿汚れを取り除きましょう。拭き取り清掃や水洗い、洗剤を使うなら中性洗剤で落としましょう。
匂いをリセットしても、その壁が「超音波で捉えた時に着地しやすい形状(ハード)」のままだと、彼らは再びそこへ飛来し、体をこすりつけて「新しい匂い」をまた書き込んでしまうからです。
清掃洗浄して匂いのもとを消す。これはコウモリ対策の大前提です。そのあとに物理的な対策をするのです。
可能性は高いです。
論文にもある通り、匂いには「群れの証明」が含まれます。一頭が残した「ここは安全だ」というIDは、周辺の個体にとって強力な引き寄せのサインになりえます。
いいえ、鳥獣保護管理法により、許可なく捕獲や殺傷をすることは禁止されています。(違法行為となります)。
「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」この法律の第8条により、「鳥獣及び鳥類の卵は、捕獲等(捕獲または殺傷)をしてはならない」と定められています。
学術研究や、生活環境・農林水産業への被害防止(やむを得ない駆除)などの目的がある場合に限り、環境大臣または都道府県知事の「許可」を得れば捕獲・殺処分などが可能になります。
法律については以下の環境省のサイトをご覧ください。
コウモリが良くぶら下がっていたり、尿や糞がある場所は、尿成分によって傷んでしまっている場合があります。
高圧洗浄をする場合は、かなり慎重におこなってください。わからない場合は、柔らかい布やブラシでやさしく取り除く程度が無難です。
コウモリの外壁の尿汚れについては、別の記事で科学的なメカニズムを詳しく解説していますので、よければご覧ください。
他の種類のコウモリの成獣のメスも、匂いによって「自分のねぐらの仲間」を識別できることがわかっています。
例えば、日本でよく見かけるアブラコウモリ(イエコウモリ)と同属のヨーロッパアブラコウモリ(Pipistrellus pipistrellus)でも同様の能力が確認されており、日本の種(Pipistrellus abramus)においても同じメカニズムが働いていると考えられます。
日本のアブラコウモリ(イエコウモリ)については、別記事で詳しく解説していますので、よろしければお読みください。
参考論文
Safi, K., & Kerth, G. (2003). Secretions of the interaural gland contain information about individuality and colony membership in the Bechstein’s bat. Animal Behaviour, 65(2), 363–369. Retrieved from https://www.zora.uzh.ch/id/eprint/579/8/afiKerth2003_auth_versV.pdf
コウモリの外壁飛来防止対策についてのお知らせ
現在、私は自社施工として長野県内および一部地域に限って、この「外壁にコウモリを止まらせない対策」を実施しています。
しかし、対応エリア外からも同様の被害相談が絶えないことから、現在、建材メーカーが主導となり「全国の住宅で使える、汎用型のコウモリ外壁対策製品」の開発が進められています。こちらは2026年夏頃にメーカーより販売開始となる予定と聞いております。
この製品開発にあたり、私はコウモリの生態や飛行メカニズムとエコーロケーションの担当として、共同開発という形で協力させていただきました。弊社営業地域外にお住まいで外壁のフン害にお悩みの方は、夏頃に当ウェブサイトにてご紹介ページやメーカー製品へのリンクを公開しますので、ぜひチェックしてみてください。
※なお、当該製品に関する技術的なご質問や、販売後のサポート等につきましては、すべてメーカーが窓口となります。弊社では対応いたしかねますので、あらかじめご了承ください。
私自身の自社技術を使った製品の施工につきましては、毎年「地域限定・棟数限定」とはなりますが、今後も引き続き行ってまいります。ご希望の方は、ご予約をお願いいたします。
この記事の執筆者・監修者
山岸 淳一 (Junichi Yamagishi)
長野県を拠点に活動する「野生動物の仕分け屋」。かわほりプリベント代表。動物と人間との曖昧になった境界線を整えることを使命とし、重要文化財から一般宅まで実績多数。SBC信越放送「もっとまつもと!」にレギュラー出演中。三度の飯よりコウモリが好き。
営業エリア
松本市、塩尻市、安曇野市、大町市、池田町、松川村、白馬村、小谷村、麻績村、生坂村、山形村、朝日村、筑北村、木曽町、上松町、南木曽町、木祖村、王滝村、大桑村
諏訪市、岡谷市、茅野市、伊那市、駒ヶ根市、飯田市、下諏訪町、富士見町、原村、辰野町、箕輪町、飯島町、南箕輪村、中川村、宮田村、松川町、高森町、阿南町、阿智村、平谷村、根羽村、下條村、売木村、天龍村、泰阜村、喬木村、豊丘村、大鹿村
上田市、東御市、佐久市、小諸市、坂城町、青木村、長和町、軽井沢町、御代田町、立科町、小海町、川上村、南牧村、南相木村、北相木村、佐久穂町
長野市、千曲市、須坂市、中野市、飯山市、信濃町、小川村、飯綱町、山ノ内町、木島平村、野沢温泉村、栄村、高山村
新潟県:妙高市、上越市、糸魚川市、柏崎市、十日町市、長岡市、小千谷市
山梨県:北杜市、甲府市、韮崎市、甲斐市、笛吹市
岐阜県:飛騨市、高山市
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