日本最大級のホームセンター「株式会社カインズ」様が運営する公式ウェブメディア『となりのカインズさん』にて、かわほりプリベント代表の山岸淳一が、野生動物・害獣対策の専門家として指名を受け、インタビュー解説を行いました。
本記事では、当方の専門領域である「生物学的アプローチに基づく侵入動物の特定と防除ノウハウ」について、現場の最前線で活動するプロの視点から公式に情報を提供・解説しています。

掲載メディアおよび記事の詳細
- 掲載メディア: カインズ公式メディア『となりのカインズさん』
- 記事タイトル: 『犯人はどの動物? 庭や家で見つけた謎の痕跡から動物トラブルの“主”の正体を探る』(※新しいタブで開きます)
- 公開日: 2026年4月3日
専門家インタビューにおける解説内容
春から夏にかけて増加する庭や家屋での動物トラブルに対し、単なる対症療法ではなく、動物の生態に基づいた根本的な解決策を解説しています。
糞(フン)や音などの「痕跡」から侵入動物を特定する
屋根裏の足音や、庭・ベランダに残された糞などの「痕跡」から、現在進行形で起きているトラブルの「主」を見極めるプロの技術を公開しました。
モグラの穴を利用するネズミの習性や、ハクビシンの特徴的な足音、さらに「コウモリの糞」と「カエルの糞」の乾燥状態での決定的な見分け方など、現場経験に基づいた一次情報をお話ししています。
習性を利用した物理的対策と「呼び寄せない」環境改善
忌避剤やくん煙剤といった「臭い」に頼る対策の限界(動物の馴化)を指摘し、プロが現場で実践している粘着シート(ネズミ捕り)の面的な敷き詰め方や、殺鼠剤の正しい選び方を解説しました。
また、動物の侵入経路(ラットサイン等)を特定し、物理的に金網などで抜け道を塞ぐ「締め出し」の重要性についても言及しています。
人と野生動物の「境界線」を整えるために
今回のインタビューを通じて最もお伝えしたかったのは、「動物をただ敵とみなすのではなく、適切な境界線を整理することが最大の対策である」という点です。
落ち葉の放置や出しっぱなしの肥料など、人間の無意識の行動が野生動物にとっての「住みやすい環境」を作り出し、結果として無用な衝突を招いてしまうケースが多々あります。生態系を理解し、生活圏の境界を正しく整えることは、人にとっても動物にとってもやさしい共存への第一歩となります。
ご家庭での防除対策はもちろん、専門業者に依頼する前の知識としても非常に役立つ内容となっております。ぜひ、カインズ様の公式記事をご一読ください。
【記事本編はこちらからお読みいただけます】 カインズ公式メディア『となりのカインズさん』 ▶︎ 犯人はどの動物? 庭や家で見つけた謎の痕跡から動物トラブルの“主”の正体を探る
この記事の執筆者・監修者
山岸 淳一 (Junichi Yamagishi)
かわほりプリベント代表。長野県を拠点に、コウモリや野生動物の研究をしながら、駆除対策の依頼には直接現場で対応している。動物と人間との間に生じた曖昧な境界線を整えることが使命。研究の専門領域は、長野県に生息するコウモリの生態研究(特に上高地や乗鞍高原など山岳地帯の希少種コウモリ)と、コウモリや野生生物の住宅や建築物への侵入メカニズムの解析研究。ハウスメーカー住宅から大学病院、重要文化財、古墳まで駆除対策の実績多数。SBC信越放送ラジオ「かわほり先生の生き物万歳」(毎月第4木曜)にレギュラー出演中。三度の飯よりコウモリが好き。
