📻 SBCラジオ出演|5月29日 放送分
今月も、かわほりプリベント代表・山岸淳一がSBCラジオ『もっとまつもと!』に出演しました。
今回のテーマは「動物の匂い・最前線」です。
📝 放送と連動した解説記事はこちら:
👉 関連記事を読む:動物の臭い、最前線──キツネのサインに怯えるネズミ、進化が刻んだ本能と忌避剤の現在
※県外の方も「エリアフリー」機能を使えば聴取可能です。
※番組の詳細はこちらの特設ページをご覧ください。
📚 過去の放送回(放送日と内容)
📅 2025年5月29日|ネズミが恐怖で硬直?動物の匂いが伝える“生存のサイン”
キツネなどの「捕食者の匂い」に対し、ネズミが遺伝的に恐怖を感じる仕組みとは?
人間には感じ取れない“危険な匂い”の正体と、それが行動に与える影響について解説しました。
「匂いを嗅いだだけで動きが止まる」──そんな本能的な反応が、どう進化し、私たちの対策にどう役立つのか。
オオカミの尿に対して警戒する鹿たちと、そこに見られる“学習と順応”のメカニズムにも注目。
遺伝と経験、そして動物たちが匂いから読み取る“生存のサイン”に、最新研究から迫ります。
📅 2025年4月30日|春の夜空に、赤ちゃんを抱えたコウモリが飛んでいる?
アブラコウモリの「受精遅延」や春の妊娠行動など、コウモリの繁殖戦略について解説。交尾は前年の秋に行われ、精子を体内に保存して春に受精する驚きの仕組みを紹介。
また、出産の季節を春に合わせる野生動物の共通性や、育児に関与しないコウモリのオスの存在にも言及。春の夜空を飛ぶのは、がんばる“お母さんコウモリ”たちなのです。
📅 2025年3月27日|チスイコウモリと吸血鬼伝説──赤外線で血管を探す生き物たち
南米に生息するチスイコウモリ。赤外線で血管を探り、舌で血を舐めることが特徴です。16世紀にヨーロッパ人がこの生き物と出会い、民間に伝わっていた「墓から蘇る吸血鬼」の伝承と結びついたことで、「吸血鬼=コウモリ」というイメージが誕生しました。
人間には見えない“赤外線の世界”を感知して生きるチスイコウモリの能力に迫る!
- 📅 2025年2月27日: 動物と人間は見えているものがちがう?生き物の視覚と紫外線の話
- 📅 2025年1月29日: 冬の時期だけ見られるコウモリの洞窟にいった話
- 📅 2024年12月26日: 前方後円墳でキツネとタヌキとコウモリが集まっていた話
- 📅 2024年11月29日: 冬がくる前にやるべきこととネズミ・カメムシ対策の話